名称 | 内容 |
温暖化防止 | 「エコロジー・ミッション(シミズの活動とシミズが建設した建造物が出すCO2 を、2020 年度に1990 年度比で30%削減する)」という長期目標を設定し、すべての事業領域でCO2の削減を実施。 |
省資源・資源循環 | グリーン施工(資材・廃棄物の削減等)を実施し、4R(Refuse 、Reduce 、Reuse 、Recycle) 運動を展開。建設副産物の徹底的な削除、リサイクル率の向上、CO2 削減に取り組む。 |
建物の長寿命化 | 最新技術を用いて建物の劣化した機能を更新し、長く使えるようにすることで維持管理コストや新たな建設資材量、CO2排出量を削減。 |
自然生態系への配慮 | ・ 地域固有のエコシステムを生かして景観を設計する「エコロジカル・ランドスケープ」という手法を導入し、造成に伴う調整池を可能な限り自然の池に近づけるように設計・施工。 ・ 開発計画地内において、希少動物を保護するために、生息地を分断する道路上に「アニマル・パスウェイ」という樹上性の小動物の通り道を設置。 |
環境保全技術開発 | ・ 技術研究所内のビオトープ(約2,000m2)に、水辺から草地エリア・樹木エリアへ徐々に環境が 移り変わる「エコトーン」を設け、様々な生物の生息空間を創出。 ・ 廃タイヤなどの生産廃棄物の再利用、緑化やビオトープの精神的な効果に関する測定、水質浄 化、微気象緩和効果等の実証実験を実施。 ・ 軽量・ローコストなユニット型壁面緑化システム「パラビエンタ」や「つる自慢」を研究所内の施設に展開し、都市部の建造物への導入を促進。 |
省エネ・省資源ビル | 気象データ活用型予測制御、クリーンルームのゼロエナジー制御(クリーンルームの非稼動時のエネルギー最小化)、デザイン的に工夫したたて型蓄熱槽、光・風・熱・水を利用した自然エネルギー活用など、最新の施設計画手法や省エネルギー技術を導入することによって、エネルギー消費量を20 ~ 40%削減。 |
汚染防止 | 汚染土壌の浄化事業の展開、有害物質(アスベスト、室内化学物質、PCB 等)の適切な処理、周辺環境(騒音、振動、悪臭、水質汚濁等)への対応などを実施。 |
環境マネジメントシステム | ・ 1993 年より社長を委員長とする「地球環境委員会」を設置。 ・ ISO14001 の規格に則り、環境担当副社長をトップマネジメントとして、各部門毎に環境管理責任者、及び環境推進担当者を任命し、環境マネジメントシステムを運用。 ・ 建築・土木事業部門に環境専門部会(複数)を設置し、全社施策を検討・推進。 |
環境社会貢献活動事例 | ・ マレーシア下水処理場の建設における周辺地域の環境改善と、現地若手社員への環境技術教育 の実施。 ・ 次代を担う青少年の科学技術に対する興味・関心を喚起することを目的とした「サイエンスキャンプ」の開催。 ・ 技術研究所員とその家族による「どんぐりの森づくり(どんぐりを拾い育て森に植樹する活動)」など。 |
その他 | ・フロン・ハロンの適正処理の推進。 ・グリーン調達、グリーン購入の実施。 ・ 熱帯材合板型枠の削減。 ・ オフィスでの省エネ活動(コピー用紙の削減、クール・ビズ運動等)の推進。 ・グリーン電力の導入。 ・全社の環境保全に関わるコストと成果の把握。 |